PHISH見聞録

文:シムラ班長   構成:cobee
 

 梅雨に入ったばかりの日本列島にPHISHがやって来たのでした。
しかしテーパーなる日本に数少ない人種の一人である私には梅雨の湿気は
大敵なのです。テーパーの大事な道具であるマイクは湿気が苦手だからです。
そこで取り扱いに注意しながら6月9日の初日に望んだのですが、
この7つのSHOWからなるPHISHジャパンショーを迎えるにあたって私の準備は
これだけではなかったのです。
 
  昨夏のFuji Rock Festでの初PHISH体験。

 

 福生の住人cobee氏から、江戸時代の日本人が西洋文化なるものを、
頭に浮べるかのごとく、PHISHなる南蛮文化を言い伝えられ、その後、
即興演奏生録愛好主義者(つまりTaper/テーパー)として初出陣!
 幾多の困難乗り越えて収穫したテープは、他に本土からマイク&機材持参のテーパーがいなかったこともあり、超平和的遣随使cobeeを介して本土に席巻させました。
これに気をよくしてNYE2000にも出陣し、日本に帰って1ヶ月もたたぬうちに、
 なっ、なんと! 6月に再来日が決定・・・。
 
 昨夏は私一人テーパーの状態からNYE2000より倉持さんも参戦。
今回のジャパンショーではcobee氏も、とうとう独自Rigにて参戦。
決してテーパーとして安泰の状態ではないことを感じ、暫し思案した結果は、
 『音色の差別化』
 そこで自分のRigのバージョン・アップをするべく検討したのが、
マイク・プリアンプとADコンバータ。本土で人気のADコンバータ、
Apogee社のAD1000は生産中止であり入手困難。
(しかし7月12日現在、やっとこさ入手)
 そこでマイクプリに照準を絞り、これまた本土で人気のGrace社の
Lunatic V2のレンタルをショップに交渉したが折り合いつかず断念・・・。
他に何か良い方法はないか自分の部屋で思案していると以前衝動買いした、
T.C.Electronic社のGold Channelなるものが部屋の隅にあるではありませんか・・!
 クリアーな音で良いのですが、なにせ家庭のAC100Vの電源が必要。
そこで電源確保すべくNYE2000で本土テーパー君が使っていた電源を
ゲットすべくインターネットを介して探しましたが重量が30kgで『NG』。
 5月に入りあきらめかけているところ、某音楽雑誌に掲載していた広告の隅っこに、
『屋外で150Wまで供給可能』の文字発見!
 急いで電話して利用状況を説明して入手。
これで万全かと安心したところ、届いた荷物を開けてビックリ
 銀色のケースの中には、車のバッテリーが搭載されている。
しかしこの無骨な変換器で、屋外でのAC100Vの供給を可能にしてくれる。
ただ、重量10kgという話だったが、感想としては、それより3割は重い感じ。
 とりあえず、実際の運搬を考え、東京公演は山の手線上の駅近くに宿を確保。
他に荷物の軽量化をすべく、本土テーパー御用達のショップに軽量のマイクスタンドも発注。
『機材はこれでOK』
しかしトラブルに備え自分の部屋でセットアップのリハーサル。
それと暗やみに備えライトも準備。

 

 では出陣・・・

 


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