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ドラムマップの基礎知識




ワタシがCubaseを使う理由の一つにドラムエディタがあります。4大シーケンサーと呼ばれるなかで、唯一ドラム専用のエディタを持っています。
ただ、このドラムエディタが解り辛い1つの理由にこのドラムマップの存在があると思います。(※1)
ドラムマップについて簡単にでも理解できるようになればドラムエディターはより強い味方になってくれるはずです。


※1
たまたま自分の使っているドラム音源用のドラムマップを見つけてくれば話は別ですが・・・



ドラムマップには64個の音を割り当てられます。通常はMIDIチャンネル10などのドラムパート中の1つのノートを割り当てますが、べつにチャンネル1のピアノの音が割り当てられても構いません。(※2)
また、同じ音色を別々の設定で複数から割り当てる事も出来ます。


※2
複数チャンネルの音も割り当てられるのでSE系の音なんかを扱うのに便利でしょう。


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◆ CubaseVST3.6 Windows版のドラムマップ



各パラメーターの解説

英語版

日本語版

パラメーターの意味

Sound

サウンド

割り当てるサウンドの名前。自由に付ける事が出来ます。

I-Note

入ノート

リアルタイム入力時、鍵盤上のどの音をそのサウンドに割り当てるかを指定。MIDI出力可能なシンセドラムや、パッド等で入力し、別の音源で再生するときに指定するといいでしょう。
リアルタイムに変換してくれるのでMIDIフィルター風にも使えます。

O-Note

出ノート

そのサウンドを音源に対して送信する際のノート番号。

Instrument

インストゥルメント

アレンジウィンドウでのInstrumentと同じOutputとChnを組にして変更する。(マルチティンバー音源全盛の今、あんまり使うことはありません。)

Output

出力先

出力するMIDIのポートマルチポートのMIDIインターフェースと複数のドラム音源を使用している際に、その複数の音源の中から使用する音を選んでドラムマップを作成可能です。

Chn

チャン(ネル)

出力するMIDIチャンネルを指定。Outputで指定したMIDIポートに対して有効になる。
アレンジウィンドウでの出力チャンネルはAnyに設定しておく。

Quant

クオンタイ(ズ)

スティックポインタやブラシポインタで音符を置く際にこのQuantの値で表されるグリッド上に吸着されます。音符の移動はこのQuant値は関係しません。

Len

長さ

音符の長さ。ここが4だと4部音符に相当する長さの音符が入力されます。ドラム音源の場合は最短の64で十分でしょう。
ドラム音源以外のディケイの存在する音を指定した時にはここの調整が必要です。

Lev1

レベル1

[Shift]+[Ctrl]を押しながら音符を置いた時に設定されるベロシティ値

Lev2

レベル2

[Ctrl]を押しながら音符を置いた時に設定されるベロシティ値

Lev3

レベル3

[Shift]を押しながら音符を置いた時に設定されるベロシティ値

Lev4

レベル4

なにも押さずに音符を置いた時に設定されるベロシティ値




ドラムマップを理解する上で一番難解なのがI-NoteとO-Noteでしょう。(※3)
たとえばMIDI出力可能なシンセドラムを使ってGM音源用のデータを作るとします。
この場合でもドラムマップを使うことでシンセドラム側の設定を変えずに作成が可能になります。


(※3)
また理解が必須です。これが解らなければ逃げ道がないので・・・


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上の様にC3で出力されたドラムのMIDI信号をCubaseはバスドラの音として認識記憶し、最終的にC1の信号として出力します。
スネアもハイハットも同様に変換する事で、シンセドラム側の設定はいつも通りの設定のままでGM音源用のデータとして作成出来ます。





ただし、I-Noteを指定の際、同じノート番号に2つの音色を割り当てることは出来ません。エラーを表示しますので計画的に割り当ててやる必要があります。(※4)
つまり1つのドラムマップ内に同じノート番号をもったI-Noteは存在できないので注意が必要です。



(※4)
同じ音を割り当てようとした時点でエラーが発生するようです。


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Colmn:音名の解釈の違いによる問題

YAMAHAの音源を使用する場合は問題ないのですが、音源がRolandやKORGの場合、ノート番号と音名(C3等)の解釈に違いがあるため、音名の指定をする際にオクターブずらして入力してやる必要があります。
これはノート番号60をYAMAHAやCubaseはC3と捉えているのに対し、RolandやKORGはノート番号60をC4と捉えているために発生します。(0スタートと1スタートの違いだと思うのですが、つまりE0(YAMAHA,Steinberg)から始めるかE1(Roland,KORG)から始めるかの違いじゃないでしょうか・・・)
その他の音源を使用する際にも、これは発生する問題なので、ノート番号60がC?なのか確認してからドラムマップを作成してやる必要があります。



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